サムライは海を渡り、そして星になった!
ハイサーーーイ


ダブル10(初年度登録10年以上&走行距離10万キロ以上)の中古車買取専門店in沖縄!
【沖縄で中古車を一番高く買い取るお店 CarMan(カーマン)】の稲福です。
ひとりの勇敢なサムライが、海を渡り、そして星になりました。
日本から遠く離れたパキスタンの地で・・・。

「たった一度の人生だから、命懸けの挑戦をしたい」
世界最難関と言われるK2に挑戦する為、海を渡ったサムライ。
見事登頂に成功した後、下山途中でまさかの陥落。
・・・・・サムライは、帰らぬ人となりました。



























サムライと私の出会いは、今から12年ほど前。
2年間のアメリカ留学生活を終え、縁あってリクルートに入社。
超が付く一流企業で、華のサラリーマンライフを夢見ていた私。
そんな私の目の前に立ちはだかった男。それがサムライでした。
人生で初めて出会う「上司(ボス)」という存在。
シルバーフレームのメガネの奥に見える、鋭い眼光。
圧倒的な威圧感。めちゃめちゃゴツい拳。太い腕。
一流企業の管理職なのに、どうしてこんなゴリゴリだば。
そうか、ここは【営業部】という名の【戦闘部隊】なんだ。
ここは戦場なんだ。華のサラリーマンライフどころじゃない。
入社初日、私を昼ご飯に誘ってくれたサムライ。
場所は「たくま」という、サムライが足繁く通うカレー屋さん。
サムライは一言も話しません。
ゴクゴクと水を飲み、物凄いスピートでカレーを平らげる。
もう少し新人の緊張をほぐすとか、そういうのないの(笑)
食べたらすぐに「行こうか」と言って、店を出る私たち。
帰りの道中も、サムライは一言も話しません。
オフィスが入ってるテナントビルのエレベーターに乗り込み
エレベーターがグーンと上り始めたその瞬間
無口なサムライは、ようやく口を開きました。
「カレー臭が凄いね」(加齢臭とかけた)
まさかまさか、サムライ渾身のオヤジギャク。
だから無口なのか。なるほど。何者なんだこの人。
サムライは、とにかく口下手で不器用な男でした。
そんな口下手で不器用なサムライだけど、お酒が大好きで
特に日本酒を飲むと上機嫌になり、何でも話してくれた。
飲み会の後お店を出ると、サムライは必ずアレをやりたがる。
サムライはアレで〆ないと絶対に気が済まないのです。
そう。万歳三唱。
ピッと「気を付け」をし、中指をズボンの縫い目に当てる。
膝を曲げながら、両手を前から上げて~、バンザーイ。
すぐに元の「気を付け」の体制に戻り、同じくバンザーイ。
最後にもう一度「気を付け」をし、バンザーイ。
通行人の視線が痛い。でもこれがサムライの〆の流儀。
サムライは社員の要望に応えて、カラオケにも行きます。
モー娘の「LOVEマシーン」か「恋のダンスサイト」を
全力で歌うサムライ。音程を無視して腹から声出して歌う。
これがですね、異常なほどに盛り上がるんですよ。
普段とのギャップがエゲツないからアホほどウケる。
春になると、サムライは「お花見したいね」と言いました。
会社が休みの日曜日、ベストポジションにブルーシートを広げ
社員の家族・彼氏・彼女も参加して、完全な無礼講で
満開の桜を眺めながら、お花見という名の盛大な酒盛り。
ほろ酔いのサムライが、突然こんな事を言い出す。
「相撲しようか」
冗談にならんくらいガチな相撲。
チャボさんという社員に、サムライが勝負を挑みました。
サムライは足の指の骨を折りました(笑)
そんなサムライと最後に会ったのは去年の5月。
久々の再会で弾む会話。
その時、サムライは声高らかにK2への挑戦を表明しました。
結果、人生最大の挑戦をしたサムライは、粋に散ったのです。



























悔しさとか悲しさとか、ないと言えば嘘になるけど、私は
「サムライらしい最後だな」と思う。
口下手で不器用で、良くも悪くも手加減しないその姿勢。
決して手を抜かず、常に全力投球。やりきる生き様。
「生か死か」を究極なまでに自問自答し
辿り着いた答えが、たまたま「死」だった。
サムライは男気溢れていました。
本当にサムライのような男でした。
自責と他責について教えてくれたのもサムライだった。
感情と勘定について教えてくれたのもサムライだった。
男は黙って背中で語れと示してくれたのもサムライだった。
不謹慎かもしれないけど、あえて私は、サムライの死に
「アッパレ!」と言いたいと思います。
散り際が鮮やかなサムライのエンディング。
そのエンディングを、私はひとりの男として
ほんの少し憧れ、そしてほんの少し嫉妬しました。
またひとり、私の目標とする男がこの世から去った。
康二郎さん。。。
またいつか、あのヘッタクソで耳障りな
LOVEマシーンと恋のダンスサイト聴かせて下さいよ(笑)
キレッキレな万歳三唱、またみんなでやりましょうね。
今はただ、安らかにお眠り下さい。合掌。
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沖縄で中古車を一番高く買い取るお店 CarMan(カーマン)
住 所 沖縄市知花3丁目2‐15 1階
電 話 098-989-3590/メール info@carman.jp
営業時間 月曜日:定休日
火曜日~金曜日:午前10時~午後7時
土日祝:午前10時~午後5時
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ひとりの勇敢なサムライが、海を渡り、そして星になりました。
日本から遠く離れたパキスタンの地で・・・。

「たった一度の人生だから、命懸けの挑戦をしたい」
世界最難関と言われるK2に挑戦する為、海を渡ったサムライ。
見事登頂に成功した後、下山途中でまさかの陥落。
・・・・・サムライは、帰らぬ人となりました。



























サムライと私の出会いは、今から12年ほど前。
2年間のアメリカ留学生活を終え、縁あってリクルートに入社。
超が付く一流企業で、華のサラリーマンライフを夢見ていた私。
そんな私の目の前に立ちはだかった男。それがサムライでした。
人生で初めて出会う「上司(ボス)」という存在。
シルバーフレームのメガネの奥に見える、鋭い眼光。
圧倒的な威圧感。めちゃめちゃゴツい拳。太い腕。
一流企業の管理職なのに、どうしてこんなゴリゴリだば。
そうか、ここは【営業部】という名の【戦闘部隊】なんだ。
ここは戦場なんだ。華のサラリーマンライフどころじゃない。
入社初日、私を昼ご飯に誘ってくれたサムライ。
場所は「たくま」という、サムライが足繁く通うカレー屋さん。
サムライは一言も話しません。
ゴクゴクと水を飲み、物凄いスピートでカレーを平らげる。
もう少し新人の緊張をほぐすとか、そういうのないの(笑)
食べたらすぐに「行こうか」と言って、店を出る私たち。
帰りの道中も、サムライは一言も話しません。
オフィスが入ってるテナントビルのエレベーターに乗り込み
エレベーターがグーンと上り始めたその瞬間
無口なサムライは、ようやく口を開きました。
「カレー臭が凄いね」(加齢臭とかけた)
まさかまさか、サムライ渾身のオヤジギャク。
だから無口なのか。なるほど。何者なんだこの人。
サムライは、とにかく口下手で不器用な男でした。
そんな口下手で不器用なサムライだけど、お酒が大好きで
特に日本酒を飲むと上機嫌になり、何でも話してくれた。
飲み会の後お店を出ると、サムライは必ずアレをやりたがる。
サムライはアレで〆ないと絶対に気が済まないのです。
そう。万歳三唱。
ピッと「気を付け」をし、中指をズボンの縫い目に当てる。
膝を曲げながら、両手を前から上げて~、バンザーイ。
すぐに元の「気を付け」の体制に戻り、同じくバンザーイ。
最後にもう一度「気を付け」をし、バンザーイ。
通行人の視線が痛い。でもこれがサムライの〆の流儀。
サムライは社員の要望に応えて、カラオケにも行きます。
モー娘の「LOVEマシーン」か「恋のダンスサイト」を
全力で歌うサムライ。音程を無視して腹から声出して歌う。
これがですね、異常なほどに盛り上がるんですよ。
普段とのギャップがエゲツないからアホほどウケる。
春になると、サムライは「お花見したいね」と言いました。
会社が休みの日曜日、ベストポジションにブルーシートを広げ
社員の家族・彼氏・彼女も参加して、完全な無礼講で
満開の桜を眺めながら、お花見という名の盛大な酒盛り。
ほろ酔いのサムライが、突然こんな事を言い出す。
「相撲しようか」
冗談にならんくらいガチな相撲。
チャボさんという社員に、サムライが勝負を挑みました。
サムライは足の指の骨を折りました(笑)
そんなサムライと最後に会ったのは去年の5月。
久々の再会で弾む会話。
その時、サムライは声高らかにK2への挑戦を表明しました。
結果、人生最大の挑戦をしたサムライは、粋に散ったのです。



























悔しさとか悲しさとか、ないと言えば嘘になるけど、私は
「サムライらしい最後だな」と思う。
口下手で不器用で、良くも悪くも手加減しないその姿勢。
決して手を抜かず、常に全力投球。やりきる生き様。
「生か死か」を究極なまでに自問自答し
辿り着いた答えが、たまたま「死」だった。
サムライは男気溢れていました。
本当にサムライのような男でした。
自責と他責について教えてくれたのもサムライだった。
感情と勘定について教えてくれたのもサムライだった。
男は黙って背中で語れと示してくれたのもサムライだった。
不謹慎かもしれないけど、あえて私は、サムライの死に
「アッパレ!」と言いたいと思います。
散り際が鮮やかなサムライのエンディング。
そのエンディングを、私はひとりの男として
ほんの少し憧れ、そしてほんの少し嫉妬しました。
またひとり、私の目標とする男がこの世から去った。
康二郎さん。。。
またいつか、あのヘッタクソで耳障りな
LOVEマシーンと恋のダンスサイト聴かせて下さいよ(笑)
キレッキレな万歳三唱、またみんなでやりましょうね。
今はただ、安らかにお眠り下さい。合掌。
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沖縄で中古車を一番高く買い取るお店 CarMan(カーマン)
住 所 沖縄市知花3丁目2‐15 1階
電 話 098-989-3590/メール info@carman.jp
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